こんにちは。
来人です。
前回に引き続き、FX初心者ためのコラム4は
レバレッジとは?です。
それでは早速みていきましょう。
レバレッジとは?
レバレッジ(英語: leverage)とは、経済活動において、
高めること、または、その高まる倍率。
原義は「てこ(レバー、lever)の作用」。
レヴァレッジ、リバレッジなどカナ表記はいくつかある。
ギアリング(gearing、歯車によるトルク増大)と呼ぶことも
あるが趣旨は同じである。力が無条件に増幅されるてこや
歯車に例えられるが、後述の通り商取引の用語では
損失も増幅される。*1
と言うことで、てこの原理のように
小額のお金で多額のお金を運用することになります。
レバレッジ効果
レバレッジ効果とは少額を保証金として
FX業者の口座に預け入れすることでできる
レバレッジを使って、より大きな額の取引で
大きなリターンが期待できることを言います。
FX取引を行う場合、最初に資金を証拠金として
預け入れることで、最大で証拠金の25倍(日本では)
の金額として取引することができます。
レバレッジが25倍であるということは、
つまり、10万円の証拠金を口座に入れた場合には
その25倍の250万円として取引が可能となるという意味です。
10万円の証拠金で25倍の場合を計算式で表すと、
証拠金の額(10万)×レバレッジ比率(25倍)
=取引できる金額(250万円)
このレバレッジ効果を使って、小額の金額から
スタートし、大きな金額を動かして利益を得ていくこと。
これがFXの魅力の一つです。
信用取引といった証拠金を利用して取引を行うものに
限られます。
レバレッジ取引のメリット
レバレッジ取引は一見すると手持ちの資金が
少ない人だけにメリットがあるように思えますが、
実際には資金を豊富に持っている人にも
多大なメリットがあります。
例えば、1000万円の自己資金を持っており、
100万円だけを証拠金としてFXに投資したとします。
そして、その100万円に10倍のレバレッジ比率をかければ、
1000円の取引ができることになります。
仮にこの証拠金の100万円が丸々なくなったとしても
残りの900万円で他の取引を行って利益が出を出せば
損失分はカバーできる可能性があります。
証拠金を10等分すれば、9つ負けても1つで10倍になれば
トントンになる計算になりますよね。
つまり、資金が豊富な場合はレバレッジを掛けながら
様々な投資先に分散投資をできるので、
リスクを分散しながら利益を狙えるという
メリットも知っておくといいでしょう。
次回はレバレッジのメリットだけでなく、
ロスカットと言うFXを行う上で知っておかなければ
ならない仕組みについてご説明していきます。
次回の記事はレバレッジが使えることによっての
デメリットとロスカットをみていきましょう。