こんにちは。
来人です。
レバレッジを行うことで発生するリスクや
注意すべき点も知っておかなければなりません。
今回はロスカットについてお伝えしておきます。
私も実際にFXでこのロスカットを体験しております。
しっかり内容を把握しておくといいでしょう。
レバレッジのデメリット
レバレッジを掛けることで大きな取引ができるようになりますが
それは時として危険なものにもなり得ます。
FXはレバレッジを利用して小額から投資ができる事は
前回の記事でお伝えした通りです。
レバレッジは上手く扱うことができれば便利な物です。
しかし、一歩間違えば非常に危険なものへと変わりうるものです。
レバレッジの仕組みを理解できないうちは、
高いレバレッジは掛けない方が無難かもしれません。
ロスカットとは?
ロスカットとは、証拠金が一定の割合まで減少すると
口座内のすべての保有ポジション(自分自身が今持っている注文)が
強制的に決済されてしまう仕組みのことです。
売買が確定していないタイミングでの損失(含み損)が大きすぎると、
このロスカットで強制決済をされてしまう仕組みになっています。
ロスカットの基準は取引をしている金融機関により違うので、
取引前にしっかり確認して、いくらまで変動したら
ロスカットが行われるか事前に確認しておく必要があるでしょう。
ロスカットを回避する方法は2つあります。
ひとつは、口座資産(証拠金)を増やすこと。
もうひとつはロスカットが実行される前に
保有しているポジションの全部または一部を
決済することです。但し口座資産を増やす場合は
損失が膨らむことのないよう注意が必要です。
ロスカットはいつ行われる?
ロスカット値が「取引証拠金×100%」とは、
どういう意味でしょうか?
ここでは例として「1ドル=100円で1万ドルお取引する場合」
「証拠金4%」として計算する場合を見てみましょう。
取引証拠金100%で証拠金4%の場合
1ドル=100円とした場合、1万ドルをお取引すると
100万円運用することになります。
取引証拠金がこの100万円の総取引額の4%必要ですので、
1,00,000円×4% = 40,000円 この40,000円が
1万ドルをお取引するのに必要な取引証拠金です。
つまり、この金額以上のご資金があれば1万ドルを
運用することが可能な訳ですが、これは1ドル=100円
の場合であって、レートが上下すると
同様に必要な取引証拠金も上下します。
ロスカット値=取引証拠金×100% ということは、
ご資金が40,000円より減ってしまったら、
即時、ロスカットされてしまうと言う事です。
証拠金は多い方がいい
私の経験上、ギリギリで証拠金を確保しようとすると
一瞬でもレートが下がった時に即ロスカットされてしまうので、
その時点でそのポジション終了となります。
証拠金は多めにしておいて、余裕を持った取引をした方が
ロスカットに資産を減らすと言うことが減るので
しっかりとレバレッジのデメリットを理解して
運用するようにしましょう。