キャリアアップビジネス情報まとめby来人

現代の働く会社員の役に立つ副業情報やビジネス情報コラムをお届けして行きます。

年収1000万円を獲得している人はどんな副業をしているのか?

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こんにちは。

2021年3月現在でもコロナウィルスの影響で、「閉店」「倒産」と毎日ネガティブなニュースが流れていますよね。その中で、独立や副業をしていく人も増えています。

今回のキャリアアップビジネス情報では1000万以上の収入を得ている人の副業と言う観点でコラムを書いていきます。

年収の低い人は副業をしていると言うイメージがありますが、年収の高い人でも「副業」をしているのでしょうか?これを調べてみると、パーソナルキャリア社が調査した年収1000万円プレイヤーの副業の実態と言う結果がありましたので、そちらを参考にしていきます。

ちなみに、日本人の平均年収は、平成30年の国税庁の統計調査で「441万円」となっています。1000万円となると2倍以上となります。平均年収の2倍稼いでる方はどんな稼ぎ方をしてるんでしょうか?

副業をしてますか?

まずは実際に年収別に副業事情を聞いてみた回答の結果です。

1000万円プレイヤーの回答

・現在している:12.5%

・過去していたことがあるが現在はしていない:10.5%

・1度もしたことがない:77.0%

平均年収層(300万〜600万円未満)の回答

・現在している:12.0%

・過去していたことがあるが現在はしていない:16.5%

・1度もしたことがない:71.5%

となっています。これは正直意外でした。「1000万円プレイヤー」となると、仕事が多忙を極め、副業をする余裕が無いのでは?と思っていましたが訳4分の1の方が副業経験ありと言う結果でした。

「平均年収層」は半分は副業をした事があるのではと予想していましたが、割合的には大きな差はありませんでした。

この調査は2020年11月に実施されており、コロナウィルスによる緊急事態宣言が発令され、解除された後です。

多くの方が「副業」を意識していたタイミングだと思いますが、副業へのハードルや不安があるように感じます。

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どのような副業をしていますか・していましたか?

具体的な副業の内容も気になりますよね?

1000万円プレイヤーの回答

・投資(株、不動産など):28.3%

・企画・マーケティング:19.6%

・経営顧問・コンサルティング:17.4%

平均年収層(300万〜600万円未満)の回答

・接客・販売:22.8%

・ネットオークション・フリマ販売:19.3%

・アンケート・ポイントサイト:19.3%

こちらは副業経験と異なり、大きな差が出ました。

「投資」は単純に資金力が要ります。不動産購入の為に、銀行融資を引っ張る場合も「年収」や「勤続年数」が問われます。

「企画・マーケティング」「経営顧問・コンサルティング」も「元々の仕事(本業)」を活かしているであろう事が予想されます。本業をベースに、やや極端に言えば、「派生させている」イメージがあります。

「接客・販売」が本業を活かしているかは読み取れませんが、「ネットオークション・フリマ販売」「アンケート・ポイントサイト」は本業で無くとも、参入しやすいというメリットもありそうです。

副業をしている・していた理由は何ですか?

実際に副業している理由はなんなんでしょう?気になりますよね。

1000万円プレイヤーの回答

・もっと収入を得るため:67.4%

・活躍の場を広めるため:26.1%

・新たな知見を得るため:26.1%

平均年収層(300万〜600万円未満)の回答

・もっと収入を得るため:59.6%

・収入が不足しているため:35.1%

・自分の力を試すため:14.0%

「収入を得るため」で同じ1位ですが、2位から異なります。「1000万円プレイヤー」は言い換えると「自分の市場価値を上げる」事に注目しています。

「平均年収層」は3位に「自分の力を試すため」もありますが、1位・2位で「収入を得る・必要」との収入そのものにフォーカスしています。 「副業の方法」と「副業の理由」を併せて見ると、やはり密接に関わっていると分かります。

副業の月収はいくらくらいですか? 

1000万円プレイヤーの回答

・5万円〜10万円未満:26.1%

・1万円未満:19.6%

・20万円〜50万円未満:15.2%

平均年収層(300万〜600万円未満)の回答

・3万円〜5万円未満:33.3%

・5万円〜10万円未満:22.8%

・1万円未満:17.5%

比べて見てみると「1000万円プレイヤー」は月収に幅があります。

「平均年収層」は3万円〜10万円未満に56.1%と約6割が集中しています。

副業の理由で有った「収入を得る・必要」が多数だった為、金額がある程度の幅に集中するのは頷けます。

1つ興味深いのは、1万円未満の割合がどちらにも20%弱、居ることです。「副業を始めたばかり」「副業はこんな感じと経験したい」「収入にならくても(別の理由で)やっている」、様々な理由が想像されます。

副業経験者が少ないのも「意外と周りが稼いでいない」状況を見ているのが理由かもしれません。

まとめ

ここまで見てみて、「1000万円プレイヤー」も「平均年収層」同じくらいの割合で副業している事を見てきました。ただ、「1000万円プレイヤー」はハッキリとした特徴が2つ有ります。

特徴①

1つ目は「自分の強みを活かして」いる点です。

経済力を基に「投資」をし、本業(おそらく)のノウハウである「企画・コンサルティング等」を副業としています。自分の強みを良く分かっている、この強みが収入になると分かっている前提があります。

特徴②

2つ目は「上昇スパイラル」を作っている点です。

1つ目の延長になりますが、本業と副業が同じですので、経験が積み重なる形にしています。「好きこそ物の上手なれ」と言います。本業にしているのですから、程度の差はあれど「好きな事」だと思います。

あなたも1000万プレーヤーを目指しているのであれば、「自分の強み(得意な事)」を活かして、「上昇スパイラル」を作れるような副業を模索してみては如何でしょうか。

引用:パーソナルキャリア株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000049018.html